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2019年1月29日 (火)

視線入力についてモヤってること。

視線入力はすばらしい技術です。
ここ数年、装置やパソコンが安価になり、視線入力へのハードルも下がりました。

一方でモヤモヤしてることもあるのです。

それは、視線入力の「ピタゴラスイッチ化」。

Tobii 4CとEyeMoTの組み合わせでの教育活動があちこちでなされています。視線入力訓練ソフトとして、一定の効果をあげています。

さて、ここで現場として考えるべきなのが、EyeMoTを導入したときに、本当に「見ているか」の評価です。なぜならば、EyeMoTは「失敗しない」ソフトであり、見えてなくても、視線を向ければ操作が可能です。ここがかなり重要ではないかと。つまりは、視覚的に「捉えられていない」場合でも、EyeMoTは成立するのです。

ということは、EyeMoTを導入する場合、見えの評価が必ず必要になります。風船が割れたらオッケーではないはず。視線を向けたら=黒目が向いたら、風船が割れた。それで終わってはいけないのです。

おもちゃやVOCAの外部スイッチでも、子どもが意図せず押して、機器が動いて、結果だけはオッケーなことも多いですよね。これ、視線入力でとりあえず風船が割れたらオッケーと同じで、子どもが意図しないピタゴラスイッチになっちゃうのです。

特に、重度重複障害のある子どもの場合、スイッチを「押せる」ことと(動き)と、スイッチを「押したい」こと(意図)は必ずしも一致していません。不随意運動で「偶然」押しました。たまたまね。なんてこともあるわけです。

視線入力でも、これを考えなくてはいけない。
意図して「見た」のかどうか、例えばEyeMoTには視線のログを取る機能があり、事後評価が可能です。そこまでやっての視線入力。このすばらしい技術を「風船割れたね、やったー!」で終わって欲しくないのです。これで終わると、「捉えられてない」場合、そこで終わってしまうのです。ある意味、風船が割れたときほど、我々の課題は大きいのです。


というわけで!


EyeMoTに、任意画像のシングルモードで、画像が出てきたら動かず停止するモードが欲しいな…という話でした。

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